メタボリック症候群と食生活
食生活は原因の一つです。
そのためには糖質を控え、揚げ物や甘いものを避ける必要があります。食事メニューを考え、サプリメントを利用する方法もありますが、揚げ物が食べたい時には衣を食べる、麺類の汁は残す、味付けを薄くするなど、調理や食べ方に工夫することで改善できることも多くあります。
夜食を避け、一日3度の食事を決まった時間に習慣も大切なことです。
過度な飲酒も厳禁で、休肝日を作ることも大切です。
早食いは満腹感をため食べ過ぎを起こします。
厚生労働省と農林水産省が共同で策定した「食事バランスガイド」では、健康的な食生活では何をどれだけ食べればよいかの目安が分かりやすく示されているため、毎日の食事メニューに活用するとよいでしょう。
メタボリック症候群と特定保健指導
健診の結果によって「特定保健指導」を受けることになります。この特定保健指導に該当する人は、女性では人です。
肥満度や血糖値、コレステロール値、血圧の測定値が悪い人も保健指導に該当します。実際の保健指導は医師、保健師、管理栄養士によって行われます。
健診の検査値と診断によって「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」と三段階にレベルを分けて指導が実施されます。指導が行われるのは「動機づけ支援」「積極的支援」の2つで、「積極的支援」は早急に生活習慣の改善が必要と判断された人に行われる指導です。
個別面談やグループ指導、電話やメールなどによって、3か月から6か月にわたって保健指導が実施されます。
個別面談やグループによって保健指導が実施されます。
メタボリック症候群と特定健診制度
今後5年間でメタボリック症候群とその予備軍を減らし、国の医療費を年間約6兆円減らそうという目標をあげています。特定健診は健康保険や40歳から本人とその扶養家族が、年に受ける健診です。
健診を実施することが義務付けられています。自治体などによって健康診断は実施されてきましたが、特定健康診査ではメタボリック症候群の概念を取り入れた点で大きく異なっています。
健診ではメタボリック症候群の判定基準の一つである腹囲とLDLコレステロール値が追加されており、検査値を調べるだけではなく、メタボリック症候群を見つけるための本格的な健康診断となっています。健診の結果が悪かった場合には医師や保険師、管理栄養士による「特定保健指導」によって日常生活についての指導を受けることになります。