メタボリック症候群と薬
薬には必ず副作用があり、人の体に負担をかけてしまいます。メタボリック症候群の治療は内臓脂肪を減少させることが基本ですが、内臓脂肪を減少させる薬はまだ日本にはありません。糖尿病、高血圧、脂質異常などは症状や進行度合いによっては運動、食事だけでは改善が見込めず、どうしても薬が必要な時があります。
その場合は薬が処方されますが、受け取る時に薬剤師の説明を聞いておくことが大切です。薬には飲み合わせると思わぬ副作用が現れる危険な組み合わせがあります。
薬剤師が処方する薬は飲み合わせが考慮されているため安心ですが、自分で勝手に市販の薬を飲む行為、2つ以上の病気を持っていて病院で処方された薬を飲む場合などに注意が必要です。医師から処方された薬を飲むときには、薬を報告し、自己判断で薬を飲まないことが大切です。
メタボリック症候群と腹囲
メタボリック症候群の診断基準では腹囲がポイントです。この腹囲による基準は国によって異なり、アメリカでは女性は88センチ以上となっています。内臓脂肪が多いというわけではありません。
計測でメタボリック症候群と診断されたら、次にCT検査によって正確な内臓脂肪面積を測定することになります。
正確な腹囲を測るために注意することがあります。前後で誤差があるため、空腹時に計測するようにします。
計測には布製メジャーを使い、位置はおへその高さで水平に図ります。姿勢は両足を揃えて立ち、腕を両側に下げリラックスします。呼吸を呼吸の終わりに計測するようにします。
特定健診以外にも腹囲を測定することによって、腹囲の変化やメタボリック症候群の兆候に早く気がつくことができるでしょう。
メタボリック症候群と糖尿病
メタボリック症候群は放置しておくと生命に関わる重大な病気に進行する恐れがありますが、糖尿病もその一つです。
糖尿病とはこのインスリンの分泌不全、インスリン抵抗性によって血糖値を調整できない病気のことをいいます。糖尿病は日本人に遺伝、加齢、生活習慣などが原因で起こります。
遺伝、加齢による発病は糖尿病の95%は生活習慣が原因だといわれています。そこで糖尿病を予防するためには、食生活を見直すことがです。
厳禁で、朝食を摂り夕食を間食や夜食はしないなど、血糖値を高くしない対策が必要です。糖尿病は自覚症状が少なく発見が遅れがちですが、現在では特定健診で早期に発見できるようになりました。
メタボリック症候群のうちに生活を改善し、糖尿病を予防することが大切です。